親知らず

親知らずについて

知らずについて

親知らずとは

「親知らず」は一番奥の歯です。智歯・第三大臼歯ともいわれます。一番奥に生えてくるため、歯磨きが難しく、虫歯・歯周病になりやすいです。虫歯・歯周病が原因で、痛みや腫れが出てくることがあります。

何歳くらいで生えてくるのか

一般的に17歳~30歳頃に生えてくることが多いです。

生えてくるときの痛み

斜めに生えたり、真っ直ぐでも途中までしか生えてこない親知らずの場合、歯と歯肉の間に汚れが溜まりやすい環境になります。細菌が増殖することで、親知らずの周りの歯肉が炎症を引き起こし、痛む可能性があります。

親知らずと歯並びの関係性

親知らずは横向きに生えることが多いです。横向きに生えた親知らずは手前の歯をグイグイと押し、歯並びに悪影響を与えることがあります。

親知らずの痛みの原因

親知らず周囲の歯茎が感染した場合や、親知らずが虫歯になっている場合に痛みが生じることが多いです。

親知らずによる症状

  1. 腫れ
  2. 痛み
  3. 頭痛
  4. 口臭
  5. 親知らずの手前が虫歯になるリスクが上がる。

当院の親知らず抜歯について

>当院での親知らずの抜歯

当院での親知らずの抜歯の特徴

歯科用CTによる正確な診断

親知らずを抜く為には、正確な診断が非常に重要です。歯科用CTを使用することで、歯や顎の骨の状態を3次元で撮影し、親知らずの位置関係を立体的に把握することが可能です。3次元の画像で確認することで、より安全に抜歯することが可能になります。

抜歯をおすすめするケース

  1. 痛みや腫れを繰り返したり、
    虫歯になっている親知らず
    痛みや腫れを何度も繰り返す場合や親知らずが虫歯になってしまった場合、抜歯をおすすめするケースもございます。抜歯をおすすめするケース抜歯をおすすめするケース
  2. 斜めに生えている親知らず親知らずが斜めに生えて、隣の歯を圧迫してしまっているケースです。虫歯や歯周病になりやすいだけでなく、噛み合わせや歯並びにも悪い影響が出ることもあるため、基本的には抜歯をお勧めします。
  3. 水平埋伏の親知らず親知らずが歯茎の中に潜ったまま、横向きに生えているケース(水平埋伏智歯)です。隣の歯に負担をかけてしまっている場合や、隣の歯を治療しなければならない場合などには抜歯をお勧めします。抜歯をおすすめするケース
  4. 矯正治療を行なう場合親知らずが矯正治療中の歯の動きを妨げたり、後戻り(矯正治療前の位置へ戻ろうとする)を助長することがあります。その為、抜歯が必要となることがあります。抜歯をおすすめするケース

抜歯すべき最適な時期

痛みが出ていない、痛みが出始めた頃、もしくは痛みのピークを過ぎた頃が最適です。

必ずしも抜歯しなくて良いケース

まっすぐ生えていて、上の歯と嚙み合っている場合は、抜歯しなくてもよいといえるでしょう。ご自身での判断はなかなか難しいかと思いますので、少しでも気になる時には遠慮なく当院へ診察にいらしてください。

抜歯後の注意点

歯茎に覆われていたり、横や斜めに生えている場合は、抜いた後、2日から1週間程度、腫れ・痛みが出ることがあります。